食べ放題というのはあまりないと思います。
そば喰いの筆者も、ここ以外では出会ってません。
山形県大石田町の山間にある次年子の「七兵衛」では
何と1050円で打ちたての手打ちそばが食べ放題なのです。
当然ながら大人気のため、休日ともなると行列必至です。
お店の駐車場は僅かしかないようで、訪れた人達はみな近くの路肩や
向かいの空き地に所狭しと駐車しています。
この空き地が駐車場なのかも知れませんが・・・
筆者が行った日は夏の日差しが照りつける非常に暑い日でした。
列の最後尾に並ぶ事1時間。やっと入り口に辿り着きました。
たかだかそばを食べるのに1時間待ちなんて、と思いましたが
なるほど、食べ放題だから客の回転も悪いのですね。
一枚食べたからお終いではないのです。
さて、ようやく座敷に通されると、きくらげや赤かぶの漬物
といった箸休めの品が運ばれます。
そして待望のそばは大きめのどんぶりに盛られて来ます。
これだけでも通常のざるそば2枚分はあるでしょう。
そばはコシが強く、かなりガツンと来る喉越しです。
厨房では、地元のおばさん達が、せっせとそばを打っています。
その熟練の技は、待っている間の暇な気分を紛らわせてくれる
ショーの類いにも思えます。
このそばを辛味大根の搾り汁で割ったそばつゆでいただきます。
大根のさっぱり感で、本当にいくらでも入ってしまいます。
ネギ・ミョウガ・ワサビなど薬味もいろいろ用意されているので
味の変化を自由につけられますので飽きません。
究極の味わい方は、大根の搾り汁そのものにそばをつけて
食べるというものですが、何しろ大根が鮮烈な辛味なので
苦手な人には無理かもしれません。
しかし、間違いなくこの食べ方が一番です。
結局3杯食べてギブアップでしたが、本当に食べる人は
5〜6杯軽く食べ切ってしまうようでした。
機会があれば、またぜひ行ってみたいそばの里です。

